インフルエンザとロキソニン

高解熱作用で市販薬でも販売しているロキソニンですが、インフルエンザで使用されている人がもしかしたらいるかもしれません。しかしインフルエンザ時にロキソニンを使用で重大な病気の発症につながる場合もありますので、ご使用の際には注意が必要です。

インフルエンザ治療薬の投与によるインフルエンザ対策

インフルエンザという病気は、インフルエンザウイルスの感染によって起きるものですが、実際にかかってしまうと、38度以上の高い熱がでたり、筋肉に痛みがあったり、寒気がとまらなかったりするほか、放っておくと脳症などの深刻な合併症が生じる可能性もあり、たいへん危険です。そのため、未然のインフルエンザ対策としては、流行するシーズンがはじまるはるか前に、病院などの医療機関でワクチンを接種してもらうという方法があります。
このワクチンですが、病気に対する直接の治療薬の投与とは異なりますので、社会保険が適用されず、自由診療という扱いになるため、窓口での自己負担が高額となってしまいます。そのため、自治体が費用の一部を助成していたり、あるいは会社の健康保険組合で助成していたりすることがあります。
インフルエンザにかかってしまった場合には、現在では抗インフルエンザ薬とよばれる強力な治療薬がありますので、病院で処方してもらう必要があります。こうした治療薬は、ウイルスが体内の細胞にはいりこんで増殖するのを阻害する作用がありますので、従来の対症療法的な医薬品とはメカニズムが異なっています。インフルエンザ対策の治療薬には、通常の薬と同様に内服をするもののほかに、専用の吸引器を使って薬剤を吸引するタイプのものや、点滴で注入するタイプのものなど、いろいろな種類がありますので、患者の年齢や症状などによって、適切なものを選択することになります。
このような治療薬は、ワクチンの接種と同様、インフルエンザにかかる以前に、予防的なインフルエンザ対策としても投与することが可能ですが、やはり保険が適用されない自由診療となりますので、普通に病気の治療として処方を受ける場合よりも、自己負担が高くなってしまいます。